映像と予算とお金の話 〜映像制作における料金や価格設定は○○で決まる!?〜

映像と予算とお金の話 〜映像制作における料金や価格設定は○○で決まる!?〜
2015年11月25日 ninefield

「この商品のプロモーションビデオを作りたいのですが、予算はどれくらいでできますか?」というお問い合わせをいただくことがあります。映像制作の予算はどのようにして決まるのか?その一部を簡単にご紹介します。



 

 



映像制作は基本的には料理と同じ

映像制作と料理はとても似ていると映像の人間はよく言います。その証拠に、私たちの世界では撮影された動画などの事を「素材」呼びます。珍しい素材を揃えようと思えば料金は上がりますし、そんな素材を三ツ星レストランのシェフに料理を頼めばその分、料金も上がります。映像も同じで、いい素材を撮影するには腕のあるカメラマン、照明さん、音声さんはやはり欠かせません。そして撮れた映像を元に作品として仕上げていくディレクターは、シェフの役割です。料理を食べるのは視聴者の方たち。ではクライアントの皆さまはというと…どんな料理を提供したいかを決めるレスランのオーナーです!

 

どんな「料理」を提供する?

映像作品という料理を作る上で大事にしたいのは、俗にいう5W1Hです。いつ(When)、どこで(Where)、 だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)を考えれば、どんな料理が必要か決まってくるはずです。例えば自動車のコマーシャル映像。テレビ放映であれば30秒程度の時間の中で「とにかく印象に残す」必要があります。そのために特殊な撮影方法や、有名な俳優さん、音楽などに多額の予算がかけられます。しかし、ホームページ上などで、さらに踏み込んだ使い勝手の部分などを見てもらうのであれば、出演者のグレードや視聴時間についてもまた別のアプローチとなります。このように5W1Hを明確にしていくことで、映像作品に必要な予算というのも見えてくるのではないでしょうか。

 

多くのアイデア、1つの哲学

どんなものを「美味しい」と感じるかは、その時代の雰囲気、匂い、いろんな要素が絡んでくると思います。予算をかけても、予算をかけていなくても、上手くいくものは上手くいく。ダメなものはダメ。それがわかっていれば苦労はないのでしょうが、最後は伝える側の姿勢なのかなと感じます。テレビにパソコン、スマホ。あまりにも多くの情報に触れざるを得ない時代だからこそ、伝えるためのたくさんのアイデアと、絶対にブレることのない1つの哲学が求められているのではないかと思います。

 

テキスト:ナインフィールド
ディレクター 村松 敬太