映像制作業界を目指す方のスキルの身に付け方と学習方法

映像制作業界を目指す方のスキルの身に付け方と学習方法
2016年1月25日 ninefield

映像に関する知識は、専門学校や大学の映像関連の学科で学ぶ事が出来ます。しかし、映像業界には、映像関連の学校を出ていない人も多く、むしろ就職前にたくさん映像を見ておくことが役立つ学習だったりします。ここでは、映像制作のスキル習得に繋がる映画の見方についてお話しします。



 

 



「感性に磨きをかける」とは!?

まず、余計なことは考えずに、純粋に映画を数多く鑑賞することです。“考えるな。感じろ!”です。 自分の感性で映画を見て、印象に残ったシーンや、あなたが感じたことを大切にして下さい。プロになると映像を見る時に、製作者の目で見るようになってしまいがちです。が、観客の目で映像を見る感性、つまり、今、あなたが感じることがとても大切です。ノートを作って感想を書いておけば、将来見返した時ふとあなたの目を初心に帰らせる役に立つでしょう。色々なジャンルの映画を数多く見て、感性に磨きをかけて下さい。

 

たくさんの発見をする!?

次はそれらの映画を“考えながら見て発見する”ことが必要です。カットごとに何回も見て、「このカットは何を伝えようとしている?」「カメラは人物をどこから撮っている?」「照明は?」「音楽は?」など、隅々まで見て研究し、たくさん発見をして下さい。好きな映画、こんな映画を作りたいと憧れる映画は研究をする甲斐があると思われます。他に良い研究題材になる映画を参考までにあげると、『ロード・オブ・ドッグタウン』があります。メインの登場人物3人のキャラクターが、それぞれ異なったカメラワークや照明でも表現されていることが知られています。何がどのように工夫されているのか、是非、自分の目で発見してみて下さい。

 

まずは真似してみる!?

最後は“技を盗む”です。発見したことを真似して撮影するのです。真似をすることで自分のものにしていくことができます。見よう見まねで、どんな映像ができるか、何が容易で何が難しいのか経験して下さい。機材がなければ手に入る物でトライして下さい。スマホのカメラでどこまでできるか挑戦して下さい。手に入る物で工夫して撮影することも、将来現場できっと役に立ちます。

 
さて、映像作品は、人の目にさらすことで力が付きます。映像を色々作ってみるだけで終わらせず、例えばコンテストに応募するなど、目標をもって制作に取り組むことは力になります。将来、映像業界で良い仕事をすることを目指して頑張って下さい。

 

テキスト:ナインフィールド
プロデューサー 橘田 佳明