映像制作、プロと素人の違いはどこにある?小さな違いが大きな差を生む

映像制作、プロと素人の違いはどこにある?小さな違いが大きな差を生む
2019年4月15日 ninefield

映像制作は、YouTubeやその他の動画配信アプリの広まりによって、すごく一般的になってきました。それに伴い、特に映像制作のプロが作ったわけではなさそうな、一般的なYouTuberさんなどの動画のクオリティもどんどん高くなってきていますよね。でもそうなると、プロと素人の違いはどこにあるのか?という話になります。実際その違いはどこにあるのでしょうか?



 

 



プロと素人の大きな差はカラー補正

プロと素人の映像の動画で大きく違うのは、カラーです。プロが作成した動画は、明るすぎず暗すぎず、適切な明度・彩度になっていることが多いです。それに対して素人が作成した動画は、そもそもカラー補正自体していないか、あるいはしていてもざっくりやっているため、明るくなりすぎていたりして、バランスが悪いことが多く見られます。

実際プロは、カラー補正一つとっても、一つのエフェクトだけで済ませるのではなく、いくつかのエフェクトを組み合わせて補正しているものです。そのちょっとした違いが、クオリティに大きな差を生むんです。

テロップにも大きな違いが “After Effects“がおすすめ

プロと素人では、動画内に入るテロップにも大きな違いがあります。素人のテロップは、だいたい文字に対して「境界線」で枠をつけたり、そこに「ドロップシャドウ」で立体感をつけているだけのものが多いです。
それに対してプロのテロップは、それらの二つだけではなく、「グラデーション」や「光彩」さらには、「内側のシャドウ」など、いくつも組み合わせています。さらに、一つの文章テロップの中で、文字の色や大きさが違うことが多いのがプロになります。
もちろんそうして細かく作りこんでいけばいくだけ手間や時間はかかる様になりますが、やはりその手間や時間がクオリティに大きな差を生んでいるんです。

地味だけど大きく印象を変える音声の違いも

素人の作成した動画は、基本的に音声が聞き取りづらいことが多いです。それには、機材を含めた撮影環境の違いという問題と、音声編集への配慮の問題という二つの難点があるから。プロが撮影をする際には、まず間違いなく音声と照明には気を使います。照明も音声も、あとからでも多少はいじることが出来ますが、それでも最初から高いクオリティにして撮影できた方が仕上がりは良くなりやすいです。だから機材には気を使うし、機材でそこに気を使っているわけですから、編集の際にも当然そこには気を使います。でも素人の場合は、照明機材やマイクにお金をかけるのは難しいですよね。その分音編集もあまりしなくなる。だから必然的にそこで差がついてくるんです。
音が聞き取りやすい動画と、雑音がたくさん入っているような動画があれば、当然前者の方がクオリティは高くなります。たとえば何らかのインタビュー動画で、部屋の外の音がたくさん入っていたらそのインタビューには集中できなくなりますよね。それではその動画はいい動画とは言えません。インタビューを見せるという目的を果たしづらくなっているわけですから。

 

些細なことまで気を使えるかどうか

まとめると、プロと素人の差はこの「些細なことまで気を使えるかどうか」の差だと言えます。音声の聞き取りやすさや色の微細なクオリティ、そして面倒だけどより映えるようになるテロップを作るためのこだわり。そうした細かいところへの配慮が継続的に、日常的に出来るかどうかで、プロとして映像制作をやっていけるかどうかは変わってきます。

テキスト:ナインフィールド
プロデューサー 松野一人