インタビュー動画1本でそんなにかかる?プロに動画を頼むのが高価な理由とは

インタビュー動画1本でそんなにかかる?プロに動画を頼むのが高価な理由とは
2019年9月16日 ninefield

プロの映像制作会社にインタビュー動画の制作を頼むと、1本の制作で安くても10万円以上、場合によっては50万円以上、高いところでは100万円以上かかってくることすらあります。それだけのコストがかかるにも関わらず、プロにインタビュー動画の制作を依頼するクライアントは多いです。
でもなぜ、プロに動画制作を依頼すると、それだけのコストがかかるのでしょうか?



 

 



レベルの高い機材を使用しているから

プロとアマチュアの大きな違いの一つが、機材の違いです。プロが使用している機材には、100万円を軽く超える値段のものも多々あります。たとえばカメラを趣味にしている方や、動画撮影が趣味の方でも、数十万円する機材を使用していることはあるでしょう。たださすがに個人の趣味レベルで、100万円を超えるレベルの機材を使用していることはそうそうありません。

当然ながら値段が違ってくれば、出来上がってくる映像のクオリティも違ってきます。ボケ感や色味の雰囲気、映像の奥行のような細かいところでクオリティは大きく違ってくるのです。

また、動画制作の機材というのは撮影に使用する機材だけではありません。編集のために使用するパソコン、きれいな音声で収録するための録音機材。こうしたすべての機材で高いレベルのものを保持していてこそ、レベルの高い仕上がりを提供できるようになります。

高価な値段の機材でレベルの高い仕上がりのものを提供するためには、どうしても提供するサービスの値段の価格も上げざるを得ないというわけです。

 

映像制作会社となるとできることが多くなる

インタビュー動画をただ撮影するだけならば、自分たちでおこなったり、あるいはクラウドソーシングなどで半プロのような方に依頼すれば安価でできるでしょう。ただ映像制作会社に依頼すれば、してもらえることがぐっと増えます。

たとえばインタビューのシナリオを考えてもらうことも可能ですし、ロケ場所を抑えてもらうことも可能です。ナレーターを用意してもらうことだってできます。しかもそれらのクオリティは、基本的に高いです。

プロの映像制作会社は、ナレーションを用意することにも手馴れているものですし、場合によっては自社で確保していることもあります。もちろんロケーションに関しても独自のノウハウがあることも多いですし、シナリオだって同様の動画制作経験を活かして良いものを生み出すことができます。

このようにできることが多くなり、かつそれらのクオリティを高められる分、金額としてのコストは高くなることが多いです。

 

人件費がかかるから

プロが行う撮影には、人が多くかかわります。ナレーターやカメラマン、カメラアシスタントや音響さん、さらに場合によってはシナリオライターやメイクさんなど。かかわる人が多くなればなるほど、その人たちを動かすためのコストがかかってくるのは当然です。

これらをできる限り削減すれば、動画にかかる費用も多少は抑えることができるでしょう。しかしこれらを削減すればするほどに、出来上がりの映像の質が落とされていきます。

プロとして、少しでも質の高い映像、目を引き付ける映像を提供するのは当たり前なので、ここは妥協したくないところです。

 

質の高い映像にはコストがかかる

機材であったり、できることの多さであったり、人件費であったり、質の高い映像を作るためには、いろいろな部分でコストがかかってしまいます。もちろん費用は、安値で提供できるに越したことはありませんが、それでクオリティを落としていたのでは、期待に応えることはできません。

プロは高いコストをいただいてでもそれに見合った価値を提供できるから、コストを無理して削減せずに、高いお金をいだたいているといえます。

 

テキスト:ナインフィールド
プロデューサー 高瀬 慎一