オープニング映像は重要

オープニング映像は重要
2022年2月28日 ninefield

テレビ番組をイメージするのに、オープニングを思い浮かべる視聴者は多いと思います。
ドラマ、音楽番組、そしてスポーツ中継など、テーマ曲とタイトルがセットになった「印象的なオープニング」は、多く視聴者の心をとらえています。「オープニング」の重要性は何もテレビに限った話ではなく、YouTubeをはじめとした投稿動画でも注目され始めています。今回はオープニング動画の重要性をはじめ、イベントムービーなどへ導入するメリット、さらには制作する際のポイントについて、探っていきます。



 

 



テレビ番組のオープニングの位置づけ

先述のように、テレビ番組はオープニングでイメージが決まるといっても過言ではありません。映像や音など、何秒が視聴者にとって違和感なく引き付けられるものになるのか番組の総合演出としては腕の見せ所になります。ですから、番組を視聴者へ浸透させ、番組の認知度をアップさせつつ、できるだけコンパクトに収める必要があります。例えば1時間のドラマなら、民放の場合、提供クレジットも含めて、2分以内というのがおよその目安です。もちろん演出によっては、オープニングと提供クレジットを離す場合やエンドロールを敢えてオープニングに起用する場合もあるでしょう。このように最近は各番組ともオープニングに趣向を凝らし、本編へ視聴者を誘う重要な「呼び水」にしています。
 

動画投稿サイトの興隆で重要性が再認識

これは、近年盛んになっている一般の投稿動画でも一緒です。動画を活用した情報発信が主流化し、多くの人が活用していることは最早、論を俟ちません。
演奏動画などは、オープニングがなくても成立しますが、例えばレクチャー系だったり、旅モノだったりした場合は、短くて、インパクトのあるオープニングをつけることでメリハリが利いてきます。ひいては、視聴者の興味を引き、本編を見てもらえるケースも増えるでしょう。インパクト抜群のオープニングを作成することで、親しみや共感を持たれやすくなりますし、同時にブランドイメージの確立にもつながります。さらに動画のコンセプトや雰囲気が伝わりやすくなるので、動画チャンネルを覚えてもらいやすくもなるでしょう。

 

オープニング動画制作のメリット

オープニング動画のメリットについて、もう少し深く掘り下げていくと、様々な効果が見えてきます。まず、挙げられるのは、視聴者の心をつかみ、盛り上げのきっかけになることです。
 例えば、ライブイベントの場合なら、始まる前のワクワク感や、不安な気持ちの払拭につながるようなインパクトのあるオープニング動画で、参加者の心を一気につかめます。イベントのスタートと同時に参加者全員の気持ちを盛り上げ、会場は一体感に包まれるでしょう。もちろん、イベント本編が始まる前にイベントの概要をオープニング動画で伝えれば、内容の理解も深まります。

 セミナーや講演会では、講演内容のポイントをおさえたオープニング動画を見せることで、参加者の関心を高め、理解の促進につなげることができます。特に、登壇者がプレゼンする演出の場合、オープニング動画で、事前にイベントの主催者や企業の紹介を織り込めば、参加者にとっては、予備知識になりますから、流れもスムーズになり、登壇者も話しやすくなります。当然、動画での紹介ですから、パンフレットなど文字だけではわからない、イベントの内容や雰囲気、コンセプトなども直感的に理解してもらえるでしょう。言葉やプレゼンテーションの資料だけではイメージが想像しにくい内容でも、冒頭で動画や映像を流して視覚的に説明することで、参加者は集中してセミナーや講演会に参加することができます。
 この他にも、ブランドイメージに合ったオープニング動画を制作することで、ブランディングにも役立てることが可能ですし、社員総会などでオープニング動画を活用し、社員の士気を高めようとするときにも役立ちます。特に、各年の振り返りや、優秀な社員の働く姿などをまとめる演出は、社員の視覚や聴覚に訴えかけることにつながり、社内の一体感を高め、会場の雰囲気を盛り上げる効果も期待できます。

 

オープニング動画制作のポイント

 では、視聴者の心をつかむオープニング動画を制作するには、どんな点に気をつければよいのでしょうか。これにはいくつかのポイントがあり、これを押さえることで、打ち合わせや企画の段階で、イメージのバラツキを最小限にできます。

 まずは、徹底的に視聴者目線に立つことです。動画は直感的に相手にメッセージを伝える訴求力が強いため、常に相手の目線に立って、相手が必要だと思う情報になるよう、視聴者目線で企画を練りましょう。動画におけるオープニングの役割は、どういったチャンネルなのかを表現することですから、Vlog系なら、おしゃれテイストにすべきでしょうし、エンタメ系なら、ポップな感じで入るのもよいでしょう。

 イベント系で動画を使う場合、盛り上がりを重視した制作が不可欠ですから、動画の長さや伝えたいメッセージを考えることもポイントになってきます。視聴者がワクワクするような仕掛けを作るために、第一印象となるサムネイルやタイトル表記も疎かにできません。イベント内のオープニングで使うもの、クロージングに使うものなど、使い分けをする演出も期待感を高めるのには効果的です。いずれ「本編」へスムーズにつなげる橋渡しの役割を担わなければいけません。

 オープニングは良くも悪くも視聴者に与える影響が大きいため、動画のコンセプトとオープニングの雰囲気は予め統一しておくべきです。これが上手くいっていないと違和感が生じ、視聴者は最後まで本編を見てくれません。また、動画時間が長くなると、結果として視聴者が飽きてしまい、視聴し続けるモチベーションが下がってしまいます。制作する際には最初から最後まで見てもらえる「時間」を考えて、構想を練ることが必須といえます。

 

プロへの相談も選択肢に

これまでご紹介してきたように、オープニング動画で、視聴者の気持ちをつかむには、動画を作る意味や目的をしっかりと理解してから、制作作業にとりかかることが大切です。しかし、いざ動画制作を自社で取り組もうとする場合、例えば「どこから始めれば良いか分からない」「動画のクオリティを担保することが難しい」など、ハードルが高く、多くのデメリットが想定されます。イベントの冒頭で利用するオープニング動画は、イベント全体の印象にもつながるため、大画面でインパクトがある表現を採用することがポイントとなりますが、これがなかなか一般の人には真似ができません。

 そこで、動画制作会社への依頼を検討してみてはいかがでしょうか。もちろん、現場経験は豊富ですし、機材や編集面では、不慣れな人と比べて雲泥の差があります。何よりも動画制作に没頭するあまり、他の業務が疎かになるようでは本末転倒です。また、エンディングムービーやアタックムービーもあわせて制作できるので、流れがシームレスになり、動画全体のクオリティが飛躍的に向上します。ここは動画制作会社への依頼を選択肢に加え、視聴者を虜にできる動画を制作することが、本業の業績アップにつながるのではないでしょうか。

 

テキスト:ナインフィールド
プロデューサー 松野 一人