初めてのAEプラグイン、買うならこれ!初心者におすすめのプラグインを3つ紹介

初めてのAEプラグイン、買うならこれ!初心者におすすめのプラグインを3つ紹介
2020年2月24日 ninefield

After Effectsは、そのまま既存のエフェクトを使用するだけでも十分プロクオリティの映像を作ることが出来るソフトです。ただトップクラスのプロのような映像をスムーズに作りたいと思ったら、やっぱりプラグインエフェクトが必要になります。
AEのプラグインは、世の中にたくさん出回っています。だからはじめてAEのプラグインを購入するという方は、どれを買ったらいいのかわからないこともあるでしょう。
そんな方のためにここでは、はじめてのプラグインにおすすめの3つを紹介します。



 

 



たくさんの応用が利くTrapcode Particular

Trapcode Particularは、その名の通りパーティクルを生成するプラグインエフェクトになります。パーティクル自体は既存のエフェクトにも搭載されていて、それでもある程度のクオリティのものを作成することは可能です。

でもこのTrapcode Particularは、よりいじることが出来る項目も多く、よりスムーズにプロクオリティのパーティクルが生成可能。たとえば木漏れ日の中を漂う光の粒子といった表現から、インクのような立体的な流形物の表現まで、幅広く対応可能というのもうれしいポイントです。

実際のプロの現場でも使われることが多いエフェクトで、自分の映像のクオリティをすぐにあげてくれるというだけではなく、今後のためにも早くからいじれるようにしておいてまず損はないエフェクトだといえます。

 

Optical Flaresフレア系も早めに一つ持っておきたい

レンズフレアも既存のエフェクトとして搭載されていますが、既存のフレアエフェクトをそのまま使うのではちょっと素人っぽさが抜けません。たまにテレビ番組でも、既存のフレアがそのまま使われていますが、やはり気を遣っていじったフレアを使った映像よりも、ぐっと拙く見えます。だからレンズフレア系のエフェクトも、早めから持っておいた方が良いでしょう。

レンズフレア系のプラグインエフェクトには、いろいろな選択肢があります。その中で個人的におすすめなのは、Optical Flaresというプラグイン。

単純にレンズフレアとしてのクオリティが高いテンプレートが多く、かつ自分でいじっても使いやすいというのがおすすめする主な理由です。またレンズフレア系の中でも特に利用者が多いように感じるエフェクトで、誰かが作ったAEファイルを編集するときにも、このエフェクトが使われていることが多いです。そのためこれを持っていないと編集ができないこともあります。そういう意味でも、持っていた方が良いエフェクトだといえます。

 

無料で使えるうちに手に入れておきたいSaber

ここまでの二つは有料のプラグインでしたが、プラグインには無料のものもあります。そんな無料のプラグインで特におすすめなのが、Saberというエフェクト。

その名の通りライトセイバーのような光を生成することが出来るエフェクトで、テキストのアウトラインを燃やしたり、光らせたりすることが容易にできます。このエフェクトもWEB動画やテレビで目にすることが多く、使い勝手は抜群です。

初めてのプラグインには、無料というのもうれしいポイントでしょう。

 

使ってみたらもっとAEが楽しくある

これらの3つのエフェクトは、どれでも映像のクオリティを簡単にぐっと引きあげることが出来るものです。だからこれらをいじっているだけでも、AEを触るのがもっと楽しくなるでしょう。

たくさん触っているうちに他のエフェクトもうまく使えるようになるということもありますし、こうしたプラグインエフェクトは早めに入れてみることをおすすめします。

 

テキスト:ナインフィールド
ディレクター 高橋 孝太